
令和7年度会長紹介

スローガン
『共走』
テーマ
『もう一歩前へ』
所信
この度、別府商工会議所青年部(以下、別府YEG)の第39代会長という大任を拝し、これまでの先輩方が築きあげられてきた歴史や地域の中で担うべき責任を考えますとその重責に身が引き締まる思いでございます。
昨年、日本経済は一時停滞感を強めたものの、個人消費の復調やインバウンド需要により緩やかな回復基調を維持しております。しかしながら、物価上昇やその影響を考慮した実質賃金の見直し、人手不足など中小企業にとっては厳しい状況が続いております。また働き方や生活様式等の多様化も加速しております。今こそ、自社の存在意義を問い直し、周囲の企業と連携し、社会の変化に対応できる新しい中小企業の時代を創造していくことが求められております。
別府市においても、市制100周年という大きな節目を迎え、各所で様々な催しが行われました。我々別府YEGもスカイランタンを上げるイベントを開催し、この活気づいた1年に寄与しました。そして迎える新しい1年は別府市においても100年間で培ってきたものを未来へ向けてどう活用し、より良くしていくかを左右する大切な年となります。別府市としても新たなブランド価値とすべく新湯治・ウェルネスに積極的に取り組んでいくことを示しており、別府市の明るい未来を築くための変革が始まる年となることを感じております。そうした中で我々別府YEGが地域の中で担う役割や期待も高いものと存じます。
そこで今年度は、
スローガン
『共走』
テーマ
『もう一歩前へ』
とさせて頂きました。
様々な変化や要求に対応し、柔軟に物事を進めていくためにはメンバー一人一人が目的意識を持ち、主体的に事業に取り組んでいくことが大切だと考えます。また別府YEGの最大の魅力は多種多様な感性や技能を持ったメンバーが集まっていることです。それを最大限に活かし、事業に取組んでいくことで、想像を超える成果をもたらすと考えます。多様な生物が相互に関係を持ちながらともに生きる「共生」のように別府YEG会員全員が信頼関係のもとに結びつき、知恵を出し合い、一つの目的のために共に走っていく、そんな組織を目指します。そのような思いからスローガンを「共走」としました。今年度は大分県連の会員大会が別府の地で開催されます。また、地域の方々に向けた事業も企画しております。別府YEG会員全員の力を合わせ、我々にしか出来なかったと言われるようなものにしたいと思います。また、これらのことは自企業においても同じことが言えると思います。これまでのやり方や慣例にとらわれず、多様性を包摂し、会社の仲間と共に事業に取り組むことで、どんな困難な時代も走りぬけることが出来るはずです。
私はマラソンを走っている時によく考えることがあります。「もう苦しい、もう限界だ。だけどもう少しだけ走ってみよう、もう一歩だけ前へ進もう」。限界を感じた時、諦めそうになった時、限界ギリギリの状況から踏み出す一歩が自分自身を成長させ周囲の人々の心を動かし未来へ進むための大きな一歩になると考えます。青年部活動や自企業において、壁にぶつかり、逆境に立たされた時にこそ「もう一歩前へ、もう一歩前へ」と歩を進めてください。その先に明るい未来と成長した新しい自分との出会いが必ずあるはずです。
結びになりますが、別府YEG関係各位の皆様におかれましては、平素より私共の活動に対し、格別のご配慮とご支援を賜わり厚く御礼申し上げます。
これからの別府市の発展のために、そして青年部の明るい未来へ一歩を踏み出すために、この1年間をメンバーと共に全力で走り抜きます。皆様の絶大なるご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。
別府商工会議所青年部
第39代会長 幸 康史

執行部
委員会
令和6年度 拡大親睦100委員会


今、会いに行きます
令和6年度拡大親睦100委員会の委員長を務めさせていただくことになりました。委員会名に「100」という数字が入っている通り、今年度会員数を100名以上にすることが、この委員会の使命です。
私自身、青年部活動で得ることができる一番大きなものは出会った仲間と共に行動することで生まれる絆だと実感しています。別府YEGに入会したからこそ出会えた仲間は一生の宝物です。そんなYEG活動の魅力を多くの人に伝え、新しい仲間を迎え入れる。そのために大切なことは、躊躇せず一人でも多くの人に会いに行くことです。「別府YEGに興味がある」という声を聞いたならば、その第一声は「今、会いに行きます」であるべきだと思い、このスローガンにいたしました。会員拡大とはまず「会いに行く」ことから全てが始まります。考える前に一歩踏み出し、多くの人に会いに行きまくります。
またその一方で「青年部に入って良かった」もしくは自ら「是非入会したい」と感じていただくためにも、他の委員会と連携し、より魅力的な青年部活動を行っていく必要があります。別府市制100周年に当たる今年度、別府YEGに100以上の大輪の花を咲かせます。1年間よろしくお願いいたします。
令和6年度 研修研鑽委員会


Each Back, Jeer Can't
今年度研修研鑽委員会の委員長を仰せつかり、とても身の引き締まる想いです。研修研鑽とは「自分の知識や技術を極めるために、自分を磨くこと」です。このことから青年経済人として、地域に貢献することは勿論、自らも磨き高めていくことでより自企業や地域へ還元できると思っています。
とはいえ一人でできることは限られており、互いに協力し、支え合うことで万難を排して成就することができます。目標に向かってそれぞれが成長し、愉悦も苦難も経験した背中は誰も冷やかすことのできない逞しいものとなっている筈です。
そのような想いからスローガンを「Each Back, Jeer Can't」としました。直訳すると「それぞれの背中を冷やかすことはできない」という意味の造語になります。また、一時的に励んだとしても継続しなければ無駄になるという意味を持つ「一暴十寒(いちばくじっかん)」も含んでいます。
怠けずに弛まぬ努力を続けることは容易くありませんが、メンバー一人一人の個性を尊重し、誰一人取り残さずに成長を促すことが出来る、そんな委員会を目指します。私自身長続きしない性格ですが、気を引き締めてメンバーと共に歩み、進化し続けていく所存です。
令和6年度 広報ブランディング委員会


『知ってもらうための架け橋になる!』
広報ブランディング委員長として、この責任ある役割をいただき大変嬉しく思います。
情報発信の仕方は様々で、今年度の広報ブランディング委員会では受け取る相手に伝わりやすく発信していくことに専念し、発信する側と受け取る側の相互の架け橋となることを目指します。
広報ブランディング委員会として「知ってもらうための架け橋になる!」のスローガンをもとに、私たちは公式ホームページや各種SNSアカウントを通じて別府YEGの活動を積極的に発信します。特に今年度はホームページをより魅力的な情報発信媒体へ変化させるためにリニューアルをします。
さらに、マスコットキャラクターのけむリンをデジタル媒体でも活かせるように取組んでいきます。
また、別府YEGをより多くの方々に知ってもらうために1年間全力でアピールしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和6年度 LOVE別府委員会


#アイがいちばん
LOVE別府委員会では今年度、別府市制100周年という大きな節目を迎えるにあたり、これから先の100年も沢山の人に愛され続ける郷土づくりに貢献できるよう、より一層の活動を行っていきたいと考えています。
その中で5つの【アイ】を大切に愛に溢れた活動を志したいと考え、スローガンを『#アイがいちばん』と掲げました。私の考える5つのアイの1つ目は【I(私)】です。まずは自分自身や仕事を大切に。2つ目は【Eye(目)】です。異なった業種、年齢、立場の方が所属しているからこそ、それぞれの視点を大切に。3つ目は【アイデア】です。様々な情報が行き交う時代です。今までの普通に囚われず、新鮮でクリエイティブなアイデアを大切に。4つ目は【相(相互)】です。ここ数年で諸先輩方の活発的な会員拡大活動により沢山の仲間が増えました。それは別府YEGにとって財産であり大きな武器となります。この大きな武器をより強固なものにするため、相互尊重を大切に。そして5つ目は【逢(出逢い)】です。多様性が認められ求められる現代社会の中で多くの人と出逢うことは自己研鑽につながります。そして更なる地域発展のため、会員とだけでなく親会、OB会、他団体、自治体との連携を図りより多くの人との出逢いの場を大切にしていきます。
初めての委員長で不安な気持ちもありますが、大役をまずは全力で楽しみ実りのある1年になるよう精進しますのでよろしくお願いいたします。